耐震等級1・2・3の違い

住宅性能表示制度の等級で、等級1が建築基準法レベル、等級2が1.25倍、等級3が1.5倍の力に対応します

根拠: 住宅の品質確保の促進等に関する法律(住宅性能表示制度)、国土交通省

決まっていること

  • 耐震等級(倒壊等防止)は、建築基準法が想定している「極めて稀に発生する地震」の力に対して、どれだけの余力があるかを表します。
  • 等級1はその力の1倍、つまり建築基準法レベルです。等級2は1.25倍、等級3は1.5倍の力に対して倒壊・崩壊しない程度であることを検証し、表示します。
  • 国土交通省の資料では、耐震等級3の住宅は新耐震基準の約1.5倍の壁量が確保されているとされています。
  • 熊本地震の調査で、住宅性能表示制度創設(2000年10月)以降の建築物のうち耐震等級3に該当したものは、大きな損傷が見られず、大部分が無被害でした。該当した16棟のうち14棟が無被害、2棟が軽微・小破です。
  • 同じ地域の、性能表示を取得していない2000年6月以降の建築物(301棟)では、無被害が60.1%、倒壊が2.3%でした。

自分の建物で確かめられること

  • 住宅性能評価書が交付されているか(購入時の書類一式を確認する)
  • 耐震等級2以上なら、地震保険の耐震等級割引(等級2:30%、等級3:50%)が使えるか保険会社に確認する
  • これから建てる場合、等級3で設計してもらえるか、その場合の費用差はいくらかを設計者に聞く

耐震等級3の16棟という数は、割合として読むには少なすぎます。この結果をもって「等級3なら壊れない」とは言えません。これから建てる・買うときの目安として見てください。

自分の建物がどれにあたるか確かめる

建物ができた年月と構造を入れると、旧耐震基準・新耐震基準・2000年基準・2025年基準のどれにあたるかがわかります。境目にあたる時期なら「どちらの可能性もある」と表示します。無料・登録不要で、入力した内容は端末の中だけで処理されます。

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